ガラスポッドへの藤巻き。巻き方は師から教わったこの一種のみしか知らないが、縦横等間隔の編みによって単純な一本のぐるぐる巻きに比べほどけにくく、若干の膨らみも出て持ちやすくなる。デザインもシンプルで実用的、専門でもないので特に他の編み方に関心はない。気に入っている編み方だ。
取っ手がほぼ直角に曲がっているタイプなので、どうしても巻いていると内側と外側に違いが生じ、滑りやすく外側の目が大きく開いてくるため、角部分で巻き順を変え滑りを止め、再び元の巻きに戻る。
滅多にしない藤巻だが、問題があれば多少は工夫して進化をするものだ。